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アジャイルサムライ−達人開発者への道−
アジャイルサムライ−達人開発者への道−Jonathan Rasmusson 西村 直人

オーム社 2011-07-16
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第14章 テスト駆動開発 の冒頭の一節がアツイ。

「エリックみたいにコードを書けたらなあ」と君は思う。
彼のコードには何か秘密がある。実にうまくできている。彼の書いたライブラリを使うと、まるでこちらの心を見透かされているように感じる。

p81 のランディ・モットという人の話も興味深い。

ウォルマートやデル、ヒューレット・パッカードといった企業を助けるために、これまでにランデイは適切にあの手この手を講じてきたわけだが、彼自身が打ち明けたところによると、そこには共通するひとつの秘訣があるそうだ。それは、開発サイクルが6ヶ月を超えないことへのこだわりだという

リファクタリングの章もある。あくまでアジャイルの本なので、さらっと触れている程度だけど。
p255

ここまでに施したリファクタリングは、ごく単純な3つだけだ。

  • 変数やメソッドの名前変更
  • 変数のインライン化
  • メソッドの抽出

たったこれだけのことでも、随分とコードの可読性とメンテナンス性を改善できた。

ほんとにそう。というかメソッドの抽出だけでも相当違う。
「たったこれだけ」がない(人の)せいで1000行以上の関数ができあがったりするので全然馬鹿にできない。