- Ubuntu Linux 10.10 Desktop
- emacs-version => 23.1.1
org-babel を使えるようにする
Changelog によれば org 6.31 から org-babel が同梱されるようになったとのことで、せっかくなので org ごと新しいものにしておく。
.emacs などで (require 'ob) などと書かなくても自動的にロードされ、org-babel の機能が使えるようになる(自分の環境ではそうでした)。
参考: Org-mode list of user-visible changes … Version 6.31 Org-babel is now part of the Org distribution
ドキュメントも org 本体に取り込まれたそうです。
HTMLエクスポートでコードハイライト用 CSS を分離
org-export-as-html などで普通に HTML にエクスポートすると、コードハイライトされるのは良いとして、スタイルが style属性で直に埋め込まれる。
<pre class="src src-emacs-lisp"> <span style="color: #4aa;">(</span>setq x <span style="color: #4aa;">(</span> <span style="color: #f66;">+</span> 1 2<span style="color: #4aa;">)</span> <span style="color: #4aa;">)</span> </pre>
これを class にして分離するには
M-x customize-group RET org-export-htmlize RET
で org-export-htmlize-output-type を "css" にする(デフォルトは inline-css)。
または
(setq org-export-htmlize-output-type 'css)
こうなります:
<pre class="src src-emacs-lisp"> <span class="org-my-paren">(</span>setq x <span class="org-my-paren">(</span> <span class="org-my-symbol">+</span> 1 2<span class="org-my-paren">)</span> <span class="org-my-paren">)</span> </pre>
EmacsのフェイスをCSSとして出力
各 class に割り当てるスタイルは一から自分で作ってもいいが、
M-x org-export-htmlize-generate-css
するとフェイスを元に生成してくれるので、これをいじるのが良さげ。